初めて出会うひと、久しぶりに出会いなおすひと。さまざまなひとと出会うために、「論楽社ほっとニュース」をお送りします。
「ニュース」の中心は、1988年から運営しています「講座・言葉を紡ぐ」の案内、論楽社ブックレットの新刊・復刊のお知らせ、月例会や食事会(あるいはハイキング)のお誘い、論楽社書店(ピース・ブック・クラブ)の入荷情報の4本です。
論楽社では、むかしながらの手紙に「ようこそ、ようこそ」と思いを書きそえて、「ニュース」を発信してきました。今後も、この手書きの手紙方式を変更しません。
パーソナル・コンピューターでパーソナルに出会えるために、「あむ」の楢木祐司さんのおちからを今月より新たに借りることになりました。楢木さんとは23年前に出会い、森毅+論楽社『ゆかいな参考書』(径書房)をともに編むことができました。現在も論楽社ブックレットの版下の制作を担当していただいています。その楢木さんのおかげで、新しい川が流れはじめることになりました。ときどき川の風景をのぞいてみてください。
「論楽社ほっとニュース」に、週に1本コラムをつづります。1年間、短文をつづってみます。50本をめざして、1年間楽しんでみます。タイトルは、「いまここを紡ぐ」です。言うまでもなく、私には何らかの才能がそなわっているわけではありません。あなたと同じように、いまここを呼吸して、生きているだけです。恵みのような「いま、ここ」にうまれる糸を紡いでいこうと思うのです。「ちゃんと作文を書いているか」をときどきチェックしてください(笑)。
2005年7月7日七夕 虫賀宗博