7月19日(日)に鈴木君代さんのホームコンサート。
いま、申し込み参加者が8人。コロナ禍が続いていますので、マスク着用(ウイルスの大きさは1万分の1ミリだけど。まあ、社会的安心感のために)とアルコール消毒、お願いすることになる。「よろしくお願いしますね」。
ようこそ、ようこそ。
君代さん、3月4月……とコンサートの企画がポツポツと消えていくのが「つらかった」と言っていたね。歌えないということが「こんなにさみしいことか」と思ったはず。「不要不急のの外出を自粛せよ」と言ったけども、歌うことによって生かされ、歌を味わうことによって生かされてきたひとにとっては、生きることの意味の問題になることだ。
私たちひとりひとりにとっても、「不要不急の生きることの意味は何か」を問うことになっていった。
コロナ禍も、高温多雨洪水も、中村哲さんの死も、別々の問題に見えて、思いのほか、一つのことかもしれない。
世界各地での自然林や熱帯雨林の破壊の量もスピードもひどい。
日本国内の自然空間の減少だって、すさまじい(あるデータでは1955年から2005年までに480分の1に減少)。
病原菌やウイルスの蔓延も、すさまじい豪雨台風も、アフガニスタンの大干ばつも、同じ問題を見つめていることになる。
ブレーキを踏まないと、車は止まらない。
でも、誰もブレーキを踏もうとしない。誰も声もかけない。みんな、ひとごと。
間違いなく、大惨事になる。もっと厳しいウイルスだって、きつい病気だって出てくる。
あまりいままで書かなかったけど、あえて書いてしまえば、これから、きっと核戦争の後のような地球を生きていかざるを得ないかもしれない。
私たちの内部の無力で絶望の鉱脈を掘り当てていくことにもなるだろう。でないと生きのびることはできない。
君代さんは自らの人生の歩みをありのままに語り、ありのままに歌っている。
歌うことによって回復しようとしている。
私たちはどう回復するのか。
2020年7月例会
7月19日(日)の午後2時〜4時半。
論楽社(左京区岩倉中在地町148、TEL075-711-0334)。
鈴木君代さん(浄土真宗僧侶+歌手)の再開ホームコンサート「いまここに在る」。
参加費1000円。
要申し込み(私宅なので、連絡は必要)。
交流会5時〜7時(自由カンパ制)。