論楽社ほっとニュース

京都・岩倉の論楽社からお届けします
空の青さが音楽−−中村徳子さんのインド音楽へ、ようこそ、ようこそ(その2)

 中村徳子さん(以下、とっこさんとする)、以前は岩倉の近所に住んでいた。いまは八瀬だけど。
 そのとっこさん、阿満利麿さんの念仏塾(法然院)へ参加。再会した。3年前のことだ。
 そうして、縁が満ち、2月11日の集いになっていったね。
 厳しい時代だ。何が厳しいって、多くのひとたちがますます心を閉ざし、そうして、心が弱ったり、荒れたりしているんだ。
 音楽は光。内なる光、いまここで生まれ、いまここに消えていく光。至高の、誰のものでもある幸福な光。宝である。
 音楽を味わおう。音を楽しもう。
 希望が掟じゃあなかったか?
 空を見上げれば、青空があるじゃないか?
 2月11日のとっこさんへ、ようこそ、ようこそ。

   2018年2月例会
2月11日(日曜)は午後2時〜4時半。
論楽社(左京区岩倉中在地町148、TEL075-711-0334)。
中村徳子さん(音楽家)の「空の青さが音楽−−インド音楽の入門の入門」。
・ワークショップ「インド音階を体感」(希望者のみ)
・即興の祈りの音楽
・「セビリアの子守り歌」(スペインのガルシア・ロルカ)
・「おたち酒」(日本の宮城民謡)
参加費1000円。要申し込み(要申し込みを)。
交流会5時〜7時。参加自由カンパ制。参加自由。
駐車場はありません。

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| 虫賀宗博 | ほっとニュース | 18:27 | comments(0) | trackbacks(0) | - | -
空の青さが音楽−−中村徳子さんのインド音楽へ、ようこそ、ようこそ(その1)

 新しい年を迎えて、元気でいらっしゃいますか。
 1月例会は冬眠していました。(ほっとニュース2017年12月7日号「心を開く、共感をつなげる」)。
 2月例会、2月11日(日曜日、奇妙な記念日)。この日から2018年キックオフです。
 中村徳子さん(音楽家)に来ていただきます。
 中村さん、みんなから「とっこさん」と呼ばれていますので、私も以下「とっこさん」と言います。
 とっこさん、1994年11月の乾千恵さんの「講座・言葉を紡ぐ」のとき、インド楽器「バンスーラ」で伴奏参加してくれていまし た。
 そのときは宮沢賢治の『二十六夜』の朗読でした。24年前のことでした。
 とっこさん、インドにもインド音楽にも魅了されつづけています。通いつづけて、パスポートもなんと3冊、4冊と数えました。
 2月11日は、まず、インド音楽「サレガマパタニ」(西洋音階「ドレミファソラシ」)を体感してみましょう。ワークショップです。希望者のみ参加し、とっこさんとともに声に出してみましょう。
 希望されないひとは見守っていてくださいね。
 私たち参加者が(に)馴染んでいったとき、とっこさんがいまここで生きる即興の曲が醸し出されるかもしれません。
 他にスペインのガルシア・ロルカ「セビリアの子守り歌」、日本の宮城民謡「おたち酒」がとっこさんによって歌われます。
 2月11日のとっこさん、来てください。出会ってくださいね。

    2018年2月例会
2月11日(日曜)は午後2時〜4時半。
論楽社(左京区岩倉中在地町148、TEL075-711-0334)。
中村徳子さん(音楽家)の「空の青さが音楽−−インド音楽の入門の入門」。
・ワークショップ「インド音階を体感」(希望者のみ)
・即興の祈りの音楽
・「セビリアの子守り歌」(スペインのガルシア・ロルカ)
・「おたち酒」(日本の宮城民謡)
参加費1000円。要申し込み(要申し込みを)。
交流会5時〜7時。参加自由カンパ制。参加自由。
駐車場はありません。

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| 虫賀宗博 | ほっとニュース | 18:04 | comments(0) | trackbacks(0) | - | -
伸びていこう――中平順子さん、ありがとう、ありがとう(その2)

 中平順子さんの紙芝居のレポート。12月10日のワークショップの報告。
 いっぱい書けそうだけど、短くまとめる。「紙芝居って、何か」のポイントを伝えられたら、いいね。
 今回も具体的な作品を紹介する。
 再び、まついのりこさん(脚本・絵)の『ごきげんのわるいコックさん』(童心社、税別1600円、地域の図書館にリクエストしてみて)。
 なぜか不機嫌なコックさんが登場。ヒゲをピンと立て、口をムッと閉ざしている。虫の居所が悪いんだ。
 これは誰にもあること。
 演じ手(中平さん)からいくら呼びかけられても、心を開こうとしないコックさん。
 ところが、観客参加者から「こっち向いて」と呼びかけられると、コックさん、前を向いて、なんとニコリと笑うではないか。
 声が通じたんだ。うれしい。
 機嫌がなおったコックさん、みんなを喜ばせる技があるよね。そう、おいしいものがつくれる。
 コックさんがキャンディーをつくる。
 参加者ひとりひとりに中平さんがキャンディーを渡す(フリをする)。
 そのキャンディーは「心の食べもの」。
 心を満たす「食べもの」だ。
 その「心の食べもの」をコックさんも中平さんも参加者のひとりひとりが、みんな、食する。実際、みんなで「現実にはない」食べものを食していくことがポイントだ。
 個人と他者が分かちあい、双方向に見つめ合う空間が生まれる。これが社会というものの原型。言葉というものによって紡ぎ出されていくのである。おもしろいねえ。
 作品の脚本と絵、演じ手の語りかたと間(ま)――そうなんだ、この間のとりかたが大切、この間によって、ふしぎな社会がみんなの心に生成するんだ――によって、ひとに共感しながらも、自分らしさに気づかされ、私らしさが受認されるようになる。
 この紙芝居、日本文化のオリジナル。落語の流れを汲む語りの芸に位置。他国では生まれなかったことをしずかに味わってみてもいい。
 最後に『おかあさんのはなし』(童心社、税別1900円、リクエストしてみて)。原作アンデルセン、脚本稲庭桂子、絵いわさきちひろ。
 心に沁みた。
 原作ではラストにおいて「神の御心のままに」とおかあさんが死に神にわが子をゆだねる。
 しかし、本作ではちがう。「どんなつらい目にあっても生きていく、生きていることはいいことだ」と子どもをおかあさんがなんと死に神から取り戻してくるんだ。
 生きることの絶対肯定。どんなつらいことがあっても、生きてあることのまるごとの肯定。
 この改変はスゴイ。
 戦後の紙芝居運動を切り開いてきて稲庭さん(童心社創業者)の祈りの改変。
 中平さん、ありがとうございました。
 出会いに感謝。
 さあ、伸びていこう。

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| 虫賀宗博 | ほっとニュース | 23:05 | comments(0) | trackbacks(0) | - | -
伸びていこう――中平順子さん、ありがとう、ありがとう(その1)

 12月10日の中平順(より)子さんの紙芝居ワークショップのことをレポートしたい。
 参加したくてもできなかった友人(たち)のためにも、少し書いてみる。読んでね。
 具体的な作品を紹介する。私も中平さんに出会うまでは知らなかった作品だ。知っていて全く損がない作品(京都のジュンク堂、丸善という書店において、紙芝居の販売コーナーは児童書の片隅のダンボールの中だ、手にする機会はないと言って良いから)。
 まず『おおきく おおきく おおきく なあれ』(童心社、税別1400円、地域の図書館で借りてみて)。
 脚本・絵は、まつい のりこさん(今年2月にまついさんは残念ながら亡くなった)。
 小さな豚が登場。中平さんが「ぶたが大きくなりたいって。『おおきく おおきく おおきく なあれ!』と声に出して言ってみて」と呼びかける。
 参加者が「おおきく おおきく……」と言う(松本剛一さん、塩田敏夫さん、吉川文一さんたちのオジサンが多いので、太くて低い声になったけどね)。
 すると、豚がなんと10倍に大きくなる。「おっ、自分の声が届いた」「参加したことによって成果があった」って。ほんの少し、オジサンたちも思うのだ。
 こんどは卵。同じように、みんなで声を出す。また卵が10倍になって、恐竜が生まれて、びっくり。
 さいごはケーキ。同じように、みんなで声を出す。でも、それまでと同量の声ではまだ5倍のケーキだ。あれ!? どうした?――。
 中平さんは「もっともっと大きな声で言ってみようか」とやさしく呼びかける。
 みんな、大声を心の底から出す。すると、ほんとに、なんと15倍のケーキが生まれ出す――。
 このケーキを参加者みんなで食べ、分かちあう。「いちごがいい」と言えば、中平さんが分けとって、渡すフリをする。「たくさんがいい」と言えば、中平さんがごっそりと分けるフリをして渡す。この対話交換交流がおもしろい。
 この紙芝居は成長への願いを自分のものにできるし、みんなと共感共有できる。まず私を認め、共へ、公へと広げていくことができる。この参加型の紙芝居は、生きていくことの共感に満ちている。
 私は金在述(キム・ジェースル)さんが言っていた「人間は伸びなければならない」を思い出す。ひとは50になっても70になっても90になっても、新しい一日一日光に向って伸びなければならない。念仏のような祈り。(金さんは)神への祈り。どんな苦難があっても、内的な成長を促す声を耳にしていれば、乗り越えられる。
 いのちは伸びる。どんないのちも伸びようとする。その声を自我が恐怖して聞き逃さなければ。
 生には意味があることを示現してくれるね。(つづく)

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| 虫賀宗博 | ほっとニュース | 11:05 | comments(0) | trackbacks(0) | - | -
心を開く、共感をつなげる――中平順子さんの紙芝居ワークショップへ、ようこそ、ようこそ(その2)

 森崎和江さん。大切な先人だ。論楽社の「講座・言葉を紡ぐ」の100回記念に来ていただいている(2011年12月26日30日31日「いのちへの旅――森崎和江さん、才津原哲弘さん、友人たち、ありがとう、ありがとう(その1〜3)」)。
 目の良くない森崎さんの介護役をしながら、それも才津原哲弘さんともども東京へ同行したことがある。『思想の科学』の50年史をつくる仕事のためだった。
 そのとき、岩手の小栗房子さんに会い、埼玉の中平順(より)子さんを紹介された。
 きっと深い縁である。
 中平さんによって、紙芝居の存在の意味を知らされた。「紙芝居は共感のよろこびを紡ぐ」「(中平さんが実演する)作品の奥底には生の意味がこめられている」ということを示現してもらった。
 コレって、そのまま論楽社でやろうとしてたことやん。私はそう実感した。「どんなに厳しい状況になっても、人生は生きるに値する」と思うし、さまざまな現場のひとの声を聞き、語り合ってゆき、生に深くこめられた意味に触れたいと願っている。
 その中平さんの紙芝居の実演を実際に見てほしい。
 ようこそ、ようこそ。12月10日だ。

  論楽社2017年ワークショップ
12月10日(日)、午後2時〜4時。
論楽社(左京区岩倉中在地町148、TEL075-711-0334)。
中平順子さん(紙芝居文化の会代表)の「心を開く」。
参加費1500円。要申し込み(私宅なので、事前に必ず)。
交流会4時半〜6時半(自由カンパ制、参加は自由)。

大切な連絡。

 論楽社に駐車場がないこと。改めてお知らせするね。いま、近所の実相院が人気。観光バスがけっこう来ている。バス道は混雑。もしも路上に駐車されると、近所から文句が出るし、警察が来る。有料駐車場も近所にはない。車のひとは、必ず事前に論楽社へ連絡下さい(知恵を伝えたいので)。
 それに、論楽社の前の路地(とか)でひとに会ったら、あいさつしてね。山岳道で互いにあいさつしあうように、ね。「的ではない」と確認するため。お願い。
 来年1月は冬眠のため休み。2月から再開。では、よいお年を――。

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| 虫賀宗博 | ほっとニュース | 15:29 | comments(0) | trackbacks(0) | - | -
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