論楽社ほっとニュース

京都・岩倉の論楽社からお届けします
<< とびっきりの青空を――里さんの授業レポート | main | ひとの心よ凍てつくな――豊田勇造コンサートへ、ようこそ、ようこそ(その3) >>
ひとの心よ凍てつくな――豊田勇造コンサートへ、ようこそ、ようこそ(その2)

 5月21日(日)の豊田勇造さんの法然院コンサートへ向けて、いま、手紙を出している。準備している。「ようこそ、ようこそ」である。
 この2週間で110通出している。そうして、「手書きカード」(氏名住所電話など書き記している)を整理してゆきたい。出会ったひとにはしっかりとお別れしていきたい。もちろん、いただいたご縁に感謝しながら。
 岩倉に来て、30年。いろんなことがあり、すべてのことが巡回し、いま再び出発点に戻った気がしている。
 いつまで論楽社を続けることができるかわからないけど、あと9年やって(70歳になる)、ノーサイドにしたいと、勝手に思っている。
 これからの9年が、私にとって、山道で言えば、7合目8合目9合目……になる。汗を出し、前へ前へと急登していきたいと願う。
 登山の例を出したついでにラグビーの話でいえば(登山やラグビーはいまでも好きなんやな)、「これから9年が勝負、集中集中だ」と思っている――。
 35年前に豊田勇造さんに手紙を書いた。
 「『凍てついた河に熱風よ、吹け。戒厳令の夜に歌は生まれる。歌いながら、夜をゆけ』といういまの思いである。私の心も凍てついている。熱い歌をお願いしたい」と。
 35年前の私、いろんなこと、思いつめていた。
 当時韓国は軍事政権で徐勝(ソ・スン)さんも徐俊植(ソ・ジュンシク)さんもまだ獄にいた。ラテンアメリカ各国も軍事政権がひどく、旧ソ連も中国もすさまじい姿だった。
 「なんとかしたい」と抗議ハガキを必死に出していた。
 そのときに生まれたのが、コレ。豊田さんがつくってくれた。

 

旅の途中でもらった種を
夜の窓から蒔いて行こう
ひとの心よ凍てつくな
歌いながら夜をゆけ
――歌いながら夜をゆけ

 

 この歌が私の小さな原点。キックオフのとき。
 「ひとの心よ 凍てつくなよ」と大きな声で歌え。政権からどんなに侮辱されようが差別されようが決して負けるな。熱い慈悲心を持って、状況へ立ち向かえ。
 そんな声がいまも響く。いま再び出発のときだ。
 5月21日(日)、聞いてほしい。ようこそ、ようこそ。

   豊田勇造コンサート(118回目の「講座・言葉を紡ぐ」)
2017年5月21日(日)の午後6時〜8時。
法然院(左京区鹿ヶ谷御所ノ段町30、市バス(5)(17)「浄土寺」下車、東山に向かって徒歩10分)。
豊田勇造さん(歌手)の「ひとの心よ凍てつくな」。
参加費2500円(要・電話申し込み)。チケットはありません。人数確認のためにも、前もって必ず連絡を論楽社までお願いします。
主催・論楽社(左京区岩倉中在地町148 、TEL075-711-0334、会場がいつもと違いますので、よろしくお願いします)。

| 虫賀宗博 | ほっとニュース | 16:45 | comments(0) | trackbacks(0) | - | -









http://blog.rongakusha.com/trackback/878868
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< October 2017 >>

このページの先頭へ