論楽社ほっとニュース

京都・岩倉の論楽社からお届けします
<< 連載コラム「いまここを生きる」(第267回)代替案 | main | 連載コラム「いまここを生きる」(第268回)根っこ >>
私自身のための平和論――鳥井新平さんの8月例会へ、ようこそようこそ(その2)

 鳥井新平さんは小学校で何かを始めるとき、「静かにしろ」「黙れ」と言わない。
 ギター(あるいはバンジョー)を弾きながら、子どもたちから集中を紡ぐ。
 結果として集中させていくんだ。
 実に、おもしろい。
 なんて型破りな教師だろうか。
 教育って、結局、人間の存在につきる。
 「人間になりたい」と願って生きているひと(一応、センセ)がいるとする。一方、内奥の自らの問いにまだ気づいていないひと(一応、生徒)がいるとする。2人は出会って、ぶつかって、揉める。乗りこえ、乗りこえられようとする。つまり、交流しあう。そういう人間どうしの交流があって、初めて「人間になりたい」という自らの魂の願いに、年少のひと(一応、生徒)は気づかされていくのである。心が耕され、魂が磨かれていく。結果として、教育としかいいようのない、人間の活動が生成されていくのである。
 教育は技術の伝達ではない。AIやマシーンには決して不可能な人間の技なのだ。
 だから、秘伝、潟瓶(しゃびょう)相承という言葉がいまも生きてあるのである。
 鳥井さんはときどき「秘伝書」という名の通信を送ってくれる。そういう実践のひとだ。
 人間、いちばん大切なのは、私。私を大切にするからこそ、あなたも同じように大切。私、あなたが守られ、初めて、私たちの、あなたたちの平和へと論が進めることができる。この順番、流れは大切。じゃあ、平和って、何? ゆたかで、しずかな日常だ。
 8月5日(土曜日)、来てください。

    2017年8月例会
8月5日(土曜日)、午後2時〜4時半。
論楽社(左京区岩倉中在地町148、TEL075-711-0334)。
鳥井新平さん(小学校教師)と私(論楽社)との対談「私自身のための平和論――絵本・詩・歌そして平和」。
参加費1000円。
要申し込み(私宅なので、事前に必ず電話確認を)。
交流会5時〜7時(自由カンパ制)。

| 虫賀宗博 | ほっとニュース | 22:25 | comments(0) | trackbacks(0) | - | -









http://blog.rongakusha.com/trackback/878891
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< October 2017 >>

このページの先頭へ