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教育って何だ――ホームスクールへ、ようこそ、ようこそ(その10)

 日本の学校の教育の問題について、「ボルト」と題して書いた(ほっとニュース11月6日号)。それは確かな思いだ。
 それでもなお、ひとにとって教育というのが必要であり、必須であることも書き添えないと正確でない。そう思う。「教育って何だ」ということを改めて書いて、押さえておきたい。
 両親以外の誰か、その人間味あふれる他者との出会いによってしか、ひとは人間になっていくことができない。そういう精神的な営みが教育そのものなんだ。
 そのことはどれだけ強調してもしきれないものとして、いまも存在しているということである。
 「生きるとは何か」「ひとを思いやるとは何か」「勇気を持つとは何か」。
 それらのことは、言葉で説教しても伝わるものではない。その生徒と教師との関係性の中に生きることでしか伝わらない。
 それはその教師が体得し、得心していることしか生徒に伝わらないという原則があるからだ。
 ひとは愛されたようにしか、ひとを愛することはできないのである。
 この教育という行為は全人類、どこの部族であろうが、いまも行われている。そうして愛、慈しみに目覚めていくのである。
 その原理に気づいた教師によって、少しは日本の学校教育でも実践は行われつづけている。それは確かだ。私は私で、ホームスクールで小さく、小さく実践している。

| 虫賀宗博 | ホームスクール | 23:30 | comments(0) | trackbacks(0) | - | -









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