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ひとりひとりの憲法――永井葵さん、塩田敏夫さんの3月例会へ、ようこそようこそ(その1)

 日本国憲法9条を白木の箱に入れたがっている人がけっこういる。
 現段階においては、9条に何も足さない、9条から何も引かないのがまずはいいと私は考える。
 「外国軍を駐留させない(=植民地になってはいけない)」という第3項を入れたいとも願う。
 しかし、山本太郎参院議員とか何人かしか頼りになる議員が現在のところいないので、「まずはいまのまま、足さず引かず」がベストと思う。
 運動はしない。しかし、縁があれば、私は話す。しゃべる。語りかける。人生をかけて、話していこうと考えている。
 すると、聞き手がひとり現れた。ホームスクールの生徒の永井葵さんだ。
 すると、永井さん、私の思いを越え、「新しい憲法草案」を自らつくり、語りはじめている。
 永井さんのいのちの原石のままに、綴りはじめている。
 何かが生まれ育ちはじめている。
 永井さんの許可をとって、「草案」を初公開してみる。原文のママ、記す。

 たとえば、「今の世の中に生きている人達は次の世代に生まれてくる子供達が笑って暮らせる社会を作るよう努力しなければならない」。
 たとえば、「この国において生きている人間は全てたったひとつのいのちあるものとしてあつかわなければならない。ここでいう人間は全てのホモサピエンスのことである」。
 たとえば、「そしきのありかたや決め事はそれを使用する者全員が考え、話し合って決めていかねばならない。特定の人達の独断で決められる事があってはならない」。
 たとえば、「話し合いや会議の際には情報の公開をためらわない誠実さと相手がだれであろうと対等に対話する公平性が必要不可欠である」。

 きっと、いのちのままに湧いてくるんだ。
 永井さん、いまここの自らのいのちに向って、「何でやん?」といったん問うと、いま、言葉がどんどん湧くんだろう。
 こういう言葉を受けると、まるでいまからこれから、社会というものが生きられ、つくられていくような思いになるね。
 まるで敗戦直後の焼跡の上に広がる青空を見るような気分に私はなる。
 永井さんの思いや言葉はもちろんのこと受けとめるけど、その言葉たちが向かう方向性の今後を大切にしたいと思う。哲学や思想は(目指す)方向だ。
 その永井さんをメインにして3月例会を開く。
 3月25日(日)、聞き手として塩田敏夫さんと私がなり、論楽しながら、座談しながら、参加者みんなと展開できたら、うれしい。
 ようこそ、ようこそ。

   2018年3月例会
3月25日(日)午後2時〜4時半。
論楽社(左京区岩倉中在地町148、TEL075-711-0334)。
永井葵さん(京都精華大学の2年生)と塩田敏夫(毎日新聞記者)と私(論楽社)の座談会「ひとりひとりの憲法――それでも私たちはまだ負けてない」。
参加費1000円(要申し込み、論楽社といえども私宅なので必ず事前に連絡を)。
交流会5時〜7時。自由カンパ制(参加自由)。

 

| 虫賀宗博 | ほっとニュース | 23:38 | comments(0) | trackbacks(0) | - | -









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