永井葵さんは、縁あって、高校1年生のときから、ホームスクール(家庭学校)へ来ている。大学になっても、参加してくれている。私のことを「おっちゃん」と呼ぶのも、おもしろい。
パンダ、ピアノ、散歩が好きという面もあれば、「たったひとりの自分を生きる」という面もある。
その永井さんを座の中心にし、塩田敏夫さん(毎日新聞)や私も感想意見を述べ、参加者の思いを紡いでゆきたい。ひとりひとりの憲法への思いを紡いでいきたいね。
いま、政権担当者たちは「謙虚に、真摯(し)に」私たちを馬鹿し、無視している。私たちはもっともっともっといのちを潜(くぐ)らせ、声を出して行こう。
永井さんのメッセージだ。
「いまの世の中ではみんなの声、とくに小さなひとたちの声――子どもや老人、障害のあるひとの声―がかき消されて、届いていない。ほんとうに困っているひとに手が差し伸べられていないように感じる。私もその小さなひとたちのひとりである。少しでもほんとうに大切なものを守りたい」。
2018年3月例会
3月25日(日)午後2時〜4時半。
論楽社(左京区岩倉中在地町148、TEL075-711-0334)。
永井葵さん(京都精華大学の2年生)と塩田敏夫(毎日新聞記者)と私(論楽社)の座談会「ひとりひとりの憲法――それでも私たちはまだ負けてない」。
参加費1000円(要申し込み、論楽社といえども私宅なので必ず事前に連絡を)。
交流会5時〜7時。自由カンパ制(参加自由)
3月25日(日)、ようこそ、ようこそ。
岩倉川の桜を眺めながら、論楽社へ、ようこそ、ようこそ。
次は4月22日(日)、斉藤貞三郎さん(毎日新聞)。ハンセン病の家族訴訟について、学びたい。