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運動以前が運動自体を育てる――スワロウカフェの10月例会レポート

 こんなこと、論楽社の歩みで、初めて。
 台所でスワロウ カフェのひとたちが昼ごはんをつくってくれている。いい光景。
 10月14日(日)の10月例会のことである。
 メニューは、シンプル。丹後の宇川の米軍基地近くの田んぼで、スワロウ カフェのひとたちが育てたお米のおむすび(にぎりめし)がメイン。
 この新米が実にうまい。ありがたい。
 あとはみそ汁(トマトにしょうがを擂って、これが出しになって、全体を味つける、うまい)、サラダに米糠(ぬか)ケーキ(黄粉をかける)。そうして漬けもの(差し入れだ、ありがとう)。
 それぞれがおいしい。
 いきなりの交流会って、初めてだけど、おもしろくて、おいしいんだ。
 なぜなんだろうか。つまり、運動以前のゆたかさやおいしさが、運動そのもののゆたかさ、意義深さを育(はぐく)んでいくんだ。
 そう思った。
 昼ごはんの後は、スピーチ。
 まず、大野光明さん(スワロウ カフェ)が宇川のことをごく短くレポートしてくれる。私が心に残ったのは、ある住民のひとの声だ。「(国家が決めたことには従え——という態度に)虫けら同然の扱いだ」という心の声だ。
 塩田敏夫さん(毎日新聞記者)のレポートも同じだ。塩田さんの現場レポートは熱い。そうして、ますますシンプルになっている。とってもいい。
 どこのどいつかもわからん米軍人と部下のような日本政府高官とが勝手に決めたこと、それになんで従わなきゃならんのか。なんで操られなきゃいかんのか。テキトーな約束ごとを口先だけで言っておいて、自らどんどん破っていくなんて、許されるのか。——そんな地元のひとの声を伝えてくれる。
 そんな扱いは、沖縄のひとだって、宇川のひとだって、イヤだ。イヤに決まっている。原発も米軍基地も、具体的な地元の生活の日常の姿とは、全く相容れない。
 日本政府には当事者能力があるんだろうか。
 自分の国土の安全保障のことを自分の能力判断で決定していくことができるんだろうか。
 難しい話じゃない。
 左翼であることも、お勉強しなきゃならんことも、全く必要ない話だ。
 自分たちのことを自分たちで決めていくというシンプルな話。スワラジ自治の話だ。
 (既成)の政党なんて、かえって邪魔するだけかもしれない。影響力なんて、最初は無視していって、歩めばいいんだ。そう、思う。
 いつの日か沸点が100度になる。
 運動以前の深さを蓄えていく。そうすれば、運動そのものも元気で、すこやかになっていく。
 10月14日(日)は、おもしろい気づきの日。
 スワロウ カフェ。感謝感謝。ありがとうね。
 ありがとうございました。
 次は三室勇さん(ライター兼エディター)、11月18日(日)。
 次の次(ことしのラスト)は中嶌哲演さん(小浜の明通寺住職)、12月16日(日)。
 詳しくは、またのニュースで。では、では。会いたいね。

| 虫賀宗博 | ほっとニュース | 23:12 | comments(0) | trackbacks(0) | - | -









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