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戦争の現実を改めて見つめ直す――三室勇さんの11月例会へ、ようこそ、ようこそ(その1)

 11月18日(日)の11月例会は、三室(みむろ)勇さん。
 新日本文学、せりか書房を経て、独立。医療ライター兼エディター。
 鶴見俊輔さんの「家の会」メンバー。低音の声での詩の朗読がいい(交流会でお願いしようか)。
 その三室さんに「現実の戦争」について、話していただく。
 現実の戦場にひとが立つ、ということは実際にどういうことなのか。
 たとえば、夜のTVニュースで「太平洋戦争の日本軍人(軍属)230万人の死者のうち61%が餓死」(栄養失調で死んでいく日本兵の表情がアップ)を見たらどうか。
 たとえば、「硫黄島の戦闘死者のうち、米軍に殺されたのは3割、残り7割のうち、自殺がなんと6割、捕虜になるくらいならと日本兵からの他殺が1割」(日本兵が日本兵から殺されていく表情のアップ)を眺めたらどうか。
 こういう現実をリアルに知るだけで、ワシらの心には「戦争って、何や」「イヤだな」「つらいね」という感情が自然と湧く。
 戦争には戦死と別れしかないこと、——それ以上でもそれ以下でもないことがわかる。
 戦争のリアルな現実を知ることは、すべてのひとびとを反戦非戦者に育てていく。
 そう思っている。
 そうすれば、戦死者たちの思い——オレたちは犬死していく、こんな戦争、もう、やらないでほしい——が伝承されていく。9条を守って、米国にも9条を広めて、軍隊を地上から消していくことが可能になっていく。そう思う。
 もちろん、そうなっていない。全く、違う。
 逆だ。
 隠蔽が繰り返されている。情報の操作も70年続けられている。実相が知られないように、実体に触れられないように、やってきている。
 それでも戦争を少しは知っているひとが生存していたときまでは、まだ社会がなんとか平和に傾いていた。
 そういうひとも亡くなっていった。
 そうなったら、間接的ながらも戦争体験の事実のリアルに叙述された本を読み込んでいく作業が必須ではないか。
 隠蔽されていることを積極的に読んでいくことが必要ではないか。
 そんな11月例会。三室さんにお願いする。いまいちど戦争の現実のリアルさを、ともに見つめよう——。
 ようこそ、ようこそ。

   2018年11月例会
11月18日(日)の午後2時〜4時半。
論楽社(左京区岩倉中在地町148、TEL 075-711-0334)。
三室 勇さん(エディター兼ライター)の「戦争の現実を改めて見つめ直す」。
参加費1000円。要申し込み(私宅なので、事前に必ず)。
交流会5時〜7時(自由カンパ制、参加は自由)。

 

| 虫賀宗博 | ほっとニュース | 09:21 | comments(0) | trackbacks(0) | - | -









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