本人も周りのひとも、みんな、馬子さんと呼んでいる。
その馬子さんに来ていただく(以下、馬子さんとするね)。
まず発端は、浜地弘子さん。「夫(広光さん)が馬に出会って馬を学んでいます」というハガキが来たこと。浜地さんに来てもらって、話を聞いたね(2017年1月例会において、ほっとニュース2017年2月12日号など)。
次は塩田敏夫さん。「浜地さんが言っていた馬子さん本人に、実は会った」「京丹後になんと来ていて、住んでいるのです。もう、びっくり」と電話があった。
昨年末にも塩田さんから再び電話。「馬子さん、冬なのに、半袖シャツ。土間に寝ているようだ」「馬に乗っけてもらって、ブナの森の中へ連れていってもらった」とやや興奮気味。その勢いで、「論楽社に来てもらったら、どうですか」と提案される。
「よし!」という直観に動かされ、馬子さんに手紙を出す。即返事。快諾。「いつにするか」と私が電話し、ポンポンと決定。
その話を浜地さんに電話すると、大喜び。「馬子さん、ちょっといない、すばらしいひと」(広光さん)と、感きわまるという感じ。
以上で明瞭なように私は馬子さんに会っていない。
会っていないけど、友人たちの熱気が吹き上げる風の力を信じる。
3月31日に馬子さんに初対面だ。3月31日、私といっしょに馬子さんを迎えてください。
世界130ヶ国をバイクにひとり乗って旅したこと。京丹後の高校で産休の英語教師していること。二頭の馬と一匹の犬と暮していること。(どうも)無所有に生きることを求めているひとで、お金もモノも持っていない(らしい)こと。
馬子さんについて知っていることはこれだけだ。
ほんとは馬に来てもらうといいんだけど、現実には無理だ。
塩田さんが車で送り迎えしてくれる(ありがとう!)。
馬子さんを座の中心にして、縁あって足を運んでくれる参加者とともに語りあおうということだ。みんな、現世の裃(かみしも)を脱いで、おしゃべりしようということ。ピンと来たひと、来てね。
ようこそ、ようこそ。
2019年3月例会
3月31日(日)午後2時から4時半。
論楽社(左京区岩倉中在地町148、TEL 075-711-0334)。
杉野真紀子さん(馬と暮らしているのが好きなひと)の「風から教えてもらった、馬の話」。
参加費1000円。要・申し込み(私宅なので)。
交流会5時〜7時半。自由カンパ制。