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歌をうたう――永井葵さんの卒業パーティーのレポート、コロナウイルスのこと

 Bさん、3月26日(木)、ありがとうございます。よく来ていただきましたねえ。
 Bさんが在てくださると、論楽社の座敷に精神の柱が立つ思いです。ありがとうございます。
 その日、ホームスクールに7年間も来てくれていた永井葵さんの「小さな卒業パーティー」でしたね。
 ビギンの「しまんちゅう ぬ たから」やラッド・ウィンプスのアニメ映画『君の名は』の主題歌などを、永井葵さん自らが歌ってくれました。
 とてもよかったです。
 きっかけは、昨秋のある日、ふと思って、「『卒論』のようなエッセイを書かないか」と提案してみたことです。すると、永井さん、「代わりに歌をうたいます」。そうしてにわかに日程を決め、声をかけ、BさんやHさんファミリーが参加してくれたわけです。
 歌はいい。とってもいい。
 たとえ「キライだ」という内容だとしてもそれが歌として成立していれば、その歌はいいのです。愛情があるからです。
 いまのコロナウイルスのことをどう思うのか、です。永井さんとも対話していますテーマです。
 Bさん、大昔読んだ古生物学の入門書のような本に「地球内部に潜むウイルスがもしも暴れたら1日か2日で人間なんて滅びる」なんて旨が書かれていたのを思い出します。
 温暖化のこと、前々から警告がされつづけていましたね。極地の永久凍土がとけ出して、氷の中のウイルスが露出してきた——という話も沁みます。
 熱帯雨林の伐採も森林火災も大きいでしょう。
 いわば危機です。
 政権担当者は危機を利用し、緊急事態宣言をつくっちゃいました。なんていう惨事便乗型政権でしょうか。
 ウイルスとの戦争なんてありえません。もっと冷静になって、シンプルな暮らしを取り戻してゆきたいと思います。
 愛情深い手紙を久しぶりに綴るのもいいでしょう。
 時間をかけて手料理をつくるのもいいでしょう。
 ぞうきんかけをしたり、ただ座してメディテーションするものいいでしょう。
 20年前の暮らしへ、30年前の生活へ、40年前の日常へ、自立的に戻していきたいものです。豆腐を買いに、なべをもって豆腐屋へ行く暮らし、悪くないと思います。
 何度も言ってますように「人間は地球の寄生虫」です。あくまでも主体は地球環境です。人間は吹けば飛ぶ寄生虫です。
 寄生虫のモラルもあります。誇りもあります。愛情もあります。
 ウイルスとは決して戦わぬように。
 そんなことをすれば、もっともっとウイルスが暴れるだけです。ウイルスそのものより、もっと恐ろしい政治がやってくるだけです。
 心落ちつけて、歌でもうたいながら、明日に向かって種子を蒔いたり、リンゴの木を植えたりしたいと思います。
 論楽社としても、永井さんのパーティーのような小さな集いをもっていこうと思っています。終息するまで1年間は最低でもかかるでしょう。手紙も出します。
 Bさん、また、お越しください。
 どうかお大切にね。

| 虫賀宗博 | ほっとニュース | 10:34 | comments(0) | - | - | -









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